りんごのうえん

反資本主義、反家父長制

たばこ依存の恐ろしさ

タバコへの依存…根深い。

タバコをやめて半年が経つ。しかし未だに余裕で吸いたい。何なら今も吸いたくて、それを紛らすためにブログを書いているようなもんだ。

禁煙半年経っても全然吸いたくなる、それが恐ろしいなと思う。

 いまだに2週間に一回は、煙草を吸う夢も見る。夢を見て寝起きに、恐ろしさに震える。

だってもうニコチンは完全に抜けているはずで、今の喫煙欲求はニコチンではなく習慣依存、行為依存。

 

ニコチンという依存性の高い薬物を摂取するというだけでヤバいのに、行為や習慣まで依存性が高い、それがタバコの恐ろしさである!
百害あって一利無し、周囲にも迷惑かけまくる、やめるのはとても大変。こんなドラッグがカジュアルに売られていて、公共の場でも吸う場所が確保されているのがヤバいと思う。

 

とりあえず今は、吸いたくなったら「ここまで続けたから今吸ったらもったいない」「今吸ったらまたタバコに支配される生活に逆戻り」「タバコ吸ったら、呼吸器がつらくなるし」「煙まみれで臭くなるし」「煙にまみれたくないよなあ」などと、吸ったあとのデメリットを考えると、吸いたい気持ちもおさまる。


ニコチンに支配されていないから冷静に立ち止まって考えられるのだ。これがニコチンに支配されていたら、デメリットを考えるよりまず先に「目先の、ほんの一瞬の快楽らしきもの」を優先してしまうのだ。

 

ニコチンの依存に関しては禁煙外来でチャンピックスを処方してもらったのだが、保険適用でチャンピックス処方の治療ができるのは一年に一回まで。つまり、今またタバコを吸ってしまっても、あと半年は治療ができない。

今吸ったらまたニコチン依存に陥り、吸い続けるだけだろう。半年後に治療を開始しても、多分副作用に悩まされる。吐き気の副作用が酷かったのだ。

 制吐剤で吐き気を堪え、どうにかして続いているのだから またタバコを吸う生活には戻りたくない。

 

とはいえ、万が一吸ってしまったとしても、それはよくあることなので自分を責めすぎないようにしたい。そこで自分を責めすぎると自己肯定感が下がり、ヤケになってしまうから。

吸わないのが一番。そのためにタバコが身近な環境(喫煙可の飲食店や煙草店など)はできるだけ避けたい。