りんごのうえん

反資本主義、反家父長制

“がんばってる”って、誰が決めるの?

金儲けに結び付かない頑張りは評価されづらい。

生きるために頑張りが必要で、そこで疲れるので、金儲けにまで使う労力が無いのだが。

“みんなが出来て当たり前のこと”をこなすのに努力が必要な人生はつらいぞ。

自己責任を押し付けてくるな。政府とか、組織になって権力があればあるほど無責任になるのに。個人、それも貧困とか弱者とか、力が弱くなればなるほどバッシングされ、社会構造の矛盾など全ての責任を押し付けられるこの理不尽さ。

冷笑系がネットだけではなくリアルでも蔓延る空気にウンザリだ。

「貧困が嫌なら富裕層になれるように働けばいい」は、社会構造や個人の限界を無視した“お花畑”であり、「社会に不満を言っても何も変わらない」は次世代へより良い社会を継承する・社会をより良くするといった大人の責任を放棄する“無責任”であり、冷笑全般、現状追認でなあなあに済ます“甘え”だとも言える。

社会は放っておいたら権力のある方に有利に傾くので、反体制の考え方は常に必要である。

社会を動かすにも経済分野、思想分野、市井での草の根など色々とフィールドがあるのに、“経済を動かすこと”のみが重要視されている日本の現況はおかしいと思う。