りんごのうえん

反資本主義、反家父長制

虫歯が悪化している中でTwitterが凍結され、抜歯後も苦しんでいる話。

数年前から反トランス差別を軸に、あらゆる差別や搾取に反対するという意気込みで運営していたTwitterのアカウントが凍結された。

そもそもイーロン・マスク体制になってからのTwitterには完全に失望しており、ここ数ヶ月は低浮上だったため思ったよりもショックを受けていない自分がいるのだが、Mastodonへの移行を先延ばししていたがために、フォロワーさんとのゆるい繋がりが失われてしまったことは悔やまれる。

Twitterが使えなくなっても、私はこのブログやMedium、Tumblrなど複数の媒体にアカウントを持っているので、どこかしらで発信することができる。それは非常に恵まれていることだと思う。この特権性を社会のために還元したいと思う。

Twitterでは社会問題について、色々と発言してきた。

精神障害者であったりセクシュアルマイノリティであったりというマイノリティ性を持つ私が日常生活を送る上で感じた社会への疑問や不満、あるいはニュースやエンタテイメントを見て感じた政治や創作物への批判など、ちょっとしたことを短文で気軽に投稿できるTwitterは優れていた。

その反面ログがすぐに流れてしまうので、ある程度まとまった形で文章に残す必要性というのも感じていたためこのブログやMediumで、Twitterで呟いたことを纏めたりもしていた。

ちなみに、なぜ私が社会の批判をするかというと、それが自分の責任であると思っているからだ。

この社会で排除されている私でも、こうして文章を書いて発信できることは一つの特権である。その特権を、社会のために還元したい。社会を批判するのは、より良い社会にしたいからである。より良い社会とは、より多くの尊厳や人権が尊重される倫理的な社会のことだ。

そもそもこの社会には批判が足りていない、社会で上手くやっていけない人たちは黙らされて見殺しにされる、それじゃ社会が変わらないままだ、社会への批判をしていかないと何も変わらない、明らかに差別や搾取の構造そのままの社会で黙って現状維持に加担することこそ無責任な態度だーー そんな考えから、私は社会や体制への批判を続けている。

こうして声を上げることで、すぐに何かは変わらなくても、小さな草の根にでもなれればと思うのだ。

一度始めると時間があっという間に溶けてしまうTwitterが垢バンされたから、じゃあ今までTwitterに費やしていたコストをブログや創作を書くほうに割けますね…… と思っていた矢先、虫歯が悪化してかなりの痛みとなった。

もともと虫歯で歯医者には通院していたが、歯医者の夏季休業期間中に一気に悪化したのである。

歯の痛みで、何も考えられない。

歯が痛すぎて、何もできない。

虫歯が進行しており抜歯するしか手段が無いと言われ、かなり恐ろしかったが抜歯することにした。

真の痛みはそこからだったーー